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ホームページがリニューアルされブログもはじめました。
まず初めの投稿は自己紹介的なものから。
代表の高橋です。
『代表プロフィール』の欄に略歴もあるのですが
大学卒業後に札幌の設計事務所で経験を積み、一級建築士事務所を立上ました。
現在は住宅や高齢者施設のなど住居系の建物の依頼が多く進行中ですが
過去には保育園、飲食店、工場、テナントなど、さまざまな用途の建物を設計させていただきました。
新築だけではなく増築や用途変更改修工事(既存建物の用途を変更するにあたり、当時の建築基準法から現行法に適合させながら改修する工事)なかには耐震診断から耐震改修工事までの一連の設計などもありました。
昔にくらべると設計事務所や建築家といった職能の理解度が格段にあがっていると思いますが
私に依頼すると設計から工事まですべて弊社で行うと思われている方が今でもまだまだいらっしゃいます。
工務店や建設会社、ハウスメーカーに依頼するとそうかもしれませんね。
新国立競技場の建設の際に少し話題になったデザインビルドというものですが
住宅市場ではこちらの方が一般的かもしれません。
私は『意匠設計』と呼ばれる、建築全体の計画、設計、監理がメインの業務です。
その業務の中には性能を決める設計方針の選定やデザイン的なこと、コスト調整なども含まれています。
また、『構造設計』『電気設備設計』『機械設備設計』といった専門の方々と協働して設計をまとめるのも私の役目なので一般住宅より大きな施設になると構造計算は構造設計事務所に、電気、給排水、換気や冷暖房、消防設備などは設備設計事務所などに依頼して設計を進めます。
まとめた設計図を建設会社で見積もりをしてもらい、工事を施工してもらう建設会社を選定していきます。
工事を進める際に『監理』をするのも私の仕事です。
『設計監理』の『監理』は『施工管理』の『管理』とは違い、設計図通りに工事が実施されているかを確認することで、私の業務はこちらの『監理』です。
工場で建設している訳ではないので工事が進むと色々なことが起こります。
天候であったり、近隣住民からの要望や苦情であったり、近況で言うと職人不足、コスト高騰、資材不足、納期が長いなどなど。
意外とこの『監理』によって仕上がりが変わるのです。
と、まぁこんな感じで日々の業務のことや現場での出来事などを綴っていこうと思っております。