BLOG
昨年から計画、設計を進めて今年の夏に着工していましたハロンズ岩見沢移転改修工事がついに竣工して
先日行われたオープニングセレモニーに参加させてもらいました。
その日はレースもある日という事で一般のお客さんも入場してのセレモニーでしたが
建物オーナーや運営会社、主催者、岩見沢市の方など偉い方たちが
レース前の時間に合わせてテープカットをされました。
(リッキーくんも並んでいます)
その日はレースもあり
移転を待ちに待っていたであろう常連のお客さんたちで大盛況でした。
側で見ていましたが
入場される一般のお客さんたちが話されている
内装の感想も聞けてよかったですね。
内装については移転前の施設よりも
ちょっと高級感を出してイメージアップ(?)イメージチェンジ(?)したいというご要望をいただいていたので
色々と提案してさせていただきました。
屋根の向こうに明るく見えるのは窓があるのですが
実はこれには理由があって
この窓を投票場(手前の写真を撮った場所)で利用したい
でもこの壁側に機械室が必要な平面レイアウトだから
窓を塞がずに機械室をつくらないと・・・
じゃあ、屋根を作って窓をこちら側の部屋で利用しよう!
場外馬券場だし厩舎のような屋根の形にしよう!
ならいっそのこと壁も厩舎みたくしてしまおう!
ということで
室内に厩舎(がモチーフの機械室)を作りました。
そして床の色は
グレーは砂利、ベージュは土をモチーフにして
厩舎まわりの雰囲気を床のタイルカーペットで表現しています。
上部から床を見ると
ちゃんと道みたいな貼り分けになっているんです。
これは僕と実際に貼った職人さんたちしか分かってもらえないかもしれませんが・・・(笑)
そして壁にはセメント系の建材やタイルなどを貼って
ちょっと今までの施設とは仕上材料を変えて雰囲気を作っています。
そして、移転前の施設よりも高級感を出した内装デザインにしたいということでしたが
さらにVIPルームをつくりたいというご要望が追加され
タイル主体の空間をご提案させていただきました。
VIPルームの入り口はタイルとセメント系建材でよりモノトーンな雰囲気にして
アプローチも確保しいています。
間接照明で演出したVIPルームの内です。
モノトーンなタイルとナチュラルな木質カラーの組み合わせです。
撤去できない既存の梁があるので
うまく利用してプロジェクターの設置場所にすることで
壁に固定した大きなスクリーンにレースを映し出し鑑賞できるようにするのです。
CGパースと建材のサンプルを見ていただきイメージを提案していましたが
実際出来上がった現場を見た主催、運営の担当者の方々には
喜んでいただけたようで何よりでした。
お近くにお越しの際には、是非お立ち寄りください。
改めまして移転オープンおめでとうございます。