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北海道は3月下旬の雪解けを待ちに待って、次々と新しい工事が着工します。
今回の物件はかの有名なパウダースノーで冬のリゾート地として確固たる地位を築いたニセコ町なのですが
山が近いこともあり少々雪解けが遅かったりといろいろありました。
が、ついに着工!
先日、絶好の現場日和のなかキックオフミーティングのために現場へ。
基礎工事に先立ち掘削してみると、ゴロゴロと出てくる石(というのか岩というのか)の数々。
ニセコではこれくらいだと特別驚くほどのものでもないようで
もっと大きな石も出てくる敷地もあるようなので想定内で現場は着々と進みます。
今回の物件では
基本設計・デザインをNOFORMA株式会社のLuca Marulli氏が
それを元に私が実施設計を進めて、監理は共同で行います。
設計を進めるときにはあれこれ打ち合わしながら
時に脱線して日本の建築家の話や海外の建築の話などいろいろと話せました。
設計者同士では建築が共通言語になりますね。
今回の物件のイメージCGパース(提供:NOFORMA株式会社)
ニセコ町はすでに有数のリゾート地として海外資本が多く入ってきていて一部ではまるで外国のような風景が広がっています。
今回の物件も例に漏れず海外オーナーの案件で、2階建てとは言え建坪も延べ床面積も大きな物件になり
共同の設計者がいるという初めてのケースでちょっと楽しみです。
札幌からニセコ町まではおよそ2時間ほどで、峠なども越えるのでこれから夏~秋にかけての現場までの道のりはドライブ気分で来れるけど
冬はちょっと大変なんだろうか、と思う今日この頃。